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韓国 内なる分断 (平凡社新書0917)

韓国 内なる分断 (平凡社新書0917)

池畑 修平

平凡社 / 2019-07-12

累計読者数4
平均ハイライト数 28.3件/人
推定読了時間 約5時間12分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
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この本について

韓国のニュースを見ていると、同じ出来事でも人によって受け取り方がまったく違っていて、「そもそも何が背景にあるのか」が気になってしまうことがあります。自分もなんとなく理解しているつもりで、その奥にある歴史や感情の積み重ねまでは追いきれていませんでした。 この本が良かったのは、今の対立や政策の揺れを、単なる左右の争いとしてではなく、具体的な場面から見せてくれたところです。地雷事件や暗殺未遂といった物騒な出来事が、国の制度や世論の流れをどう変えてきたのか。大統領が“帝王的”と言われるほど権限を持つ理由や、その裏で毎回スキャンダルが繰り返されてしまう構造。さらには、光州のように地域や歴史の傷が、今の政治意識にも残っていること。どれも知識というより、「こういう積み重ねがあるなら、今の空気がこうなるのも分かるな」と腹落ちする感覚でした。 韓国を理解したいというより、「対立がこじれる仕組み」を知りたい人に刺さると思います。国は違っても、感情や制度が絡まり合っていく感じは、日常の組織や社会のモヤモヤともつながるところが多かったです。自分の中の思い込みがほぐれるような一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

文在寅政権になって再燃した徴用工訴訟問題、慰安婦問題における日韓合意の骨抜き、国会議長による天皇謝罪要求発言...。日韓関係は「国交正常化以降で最悪」といわれるがその背景には、韓国国内の保守派・進歩派による深刻な葛藤が横たわっている。NHK前ソウル支局長が、韓国の内なる「南南葛藤」の深層を描く。
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