
そろそろ、大好きなことで生きていこうよ!
クリス・モンセン
宝島社 / 2019-08-21
この本について
最近、「好きなことを仕事にしたい気持ちはあるのに、何から手をつければいいのかわからない」とか、「そもそも自分の“好き”が正しいのか不安になる」という相談をよく受けます。僕自身も同じように迷ってきたので、その感覚はすごくよくわかります。好きなことで生きるって、言葉の響きよりずっと現実的で、そしてけっこう怖いんですよね。 この本が面白いのは、「才能がある人だけが飛び抜ける」みたいなロマンじゃなく、日々の積み重ねや働く環境の選び方など、地に足のついた視点が多いところです。たとえば、ちょっと得意なくらいのスキルでも、毎日4時間を10年続けると市場価値に変わっていくという話や、好きで得意なことほど経験を積むスピードが自然と速くなるという指摘は、焦りすぎていた自分の肩の力が少し抜けました。また、「辛さの種類」をちゃんと見分ける視点もありがたくて、逃げ癖ではなく直感のサインかもしれないという考え方は、選択のときにかなり助けになります。 全体として、“大好きで得意なこと”を無理なく育てていく現実的な道のりを描いているので、スキルの磨き方も働く環境の選び方も、少しずつ具体的にイメージできるようになります。特に、「自分のギフトなんてない」と思い込みがちな人には静かに刺さるはずです。 今の働き方に違和感はあるけれど、いきなり全部を変える勇気もない。そんな揺れている時期に読むと、自分のペースで前に進むためのヒントがちゃんと拾える一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
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