
肩書き「オレ」で生きていけ!
唐土新市郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-09-27
この本について
仕事の場面でも日常でも、「自分は何がしたいのかよく分からない」「意見を求められると途端に詰まる」「結局“正解探し”ばかりしてしまう」みたいなモヤモヤって、けっこう根深いですよね。僕も同じで、動きたいのに動けない時間が続くことがあります。 この本が面白いのは、いきなり大きな目標を掲げろとは言わず、「やりたいことノートに温泉へ行く、絵の具を買う、みたいな小さな願望を書いてすぐ叶えてみる」というレベルから始まるところです。意識を向けることと体感することをセットにして、行動のハードルを下げてくれる感じがします。それに、著者が何度も強調する「質問する力」や「数字で語る姿勢」は、特別な才能というより、今日から真似できる動き方なんですよね。誰にでも同じ質問を投げかけて比べる、流行の理由を必ず考える、教わった本は必ず読む、みたいな“地味だけど効く”習慣が多いのもありがたいところです。 もうひとつ個人的に刺さったのは、失敗したら謝ればいい、迷ったら聞けばいい、今の問題こそコンテンツになるという視点です。調子がいいときより、むしろ弱さや詰まりに価値を見いだしていく姿勢は、肩書きより自分自身で勝負していきたい人には心強いと思います。 自分の軸を探しているけど、いきなり“人生の答え”を出すのに疲れた人には、ちょうどいい現実的な一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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