
知らないと後悔する定年後の働き方 Forest2545新書
木村勝
フォレスト出版 / 2019-10-25
この本について
50代に入ると、「このまま会社にいて大丈夫なんだろうか」とか、「定年後に何をして生きていけばいいのか」といった漠然とした不安が、ふとした瞬間に顔を出します。周りを見渡すと、それなりの立場にはなっているし、会社の仕事ももう理解しているはずなのに、心のどこかで“この先”の準備がまったくできていないことに気づいてしまうんですよね。僕自身も「60歳以降の働き方」を本気で考えたとき、何から手をつけていいのかわからず、ただ焦るだけの時期がありました。 この本が効くのは、「動きたいけど、何をどう準備すればいいのか」が見えないときです。例えば、55歳からの準備がなぜ効くのか、60〜65歳の過ごし方で未来がどう変わるのかが、かなり具体的に書かれています。会社にいるうちにしか作れない“利害のない人間関係”の大事さや、在職中にやっておくと独立後の判断が桁違いにスムーズになる理由も、実例ベースで腹落ちします。また、「会社へのエンゲージメント」から「仕事へのエンゲージメント」へ意識を切り替えるタイミングがどこなのか、その見極め方も妙にリアルです。 読んでいて感じたのは、「準備の早さ」ではなく、「準備の質」をどう上げるかに徹底して寄り添ってくれる本だということ。焦らせる系ではなく、現実のズレをひとつずつ整えていく感覚に近いです。 特に、会社に依存し続けてきた自覚がある人や、「定年後の自分」を想像すると急に足が止まる人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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