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57歳、少し早めの定年後

57歳、少し早めの定年後

片山清太郎

累計読者数5
平均ハイライト数 6.8件/人
star総合評価 36/100
start序盤集中型
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この本について

定年前後のことを考えると、「この先どう動けばいいんだろう」「仕事以外に自分の軸があるのか」と、答えの出ないモヤモヤが出てきますよね。周りの情報も多すぎて、準備しなきゃと思うほど気持ちが落ち着かなくなる。僕自身、同じようにあれこれ迷っていました。 『57歳、少し早めの定年後』は、そのモヤモヤを都合よく消してくれる本ではありません。でも、先に経験した人の視点に触れることで、自分の足で立つ準備の“温度”が少しずつ掴めてくる本でした。著者が、これまでの働き方を振り返りつつ「精一杯やってきたから、悔いはない」と静かに言い切る場面は、実務的なノウハウよりもじんわり効きます。会社で積み上げてきたことを、ちゃんと自分の言葉で肯定していいんだと思える瞬間でした。 また、定年後の15年を「黄金の15年」と呼び、意識して人と会い、身銭を切って学び直す姿勢が語られるあたりは、実際の行動につながりやすいです。出張と自腹の旅の景色の違いの話なんかは、「確かにそうだよな」と腑に落ちる人が多いはず。会社という場所で見てきた人間の“見苦しさ”にも触れながら、そこからどう距離を取りなおすかを考える材料もくれます。 仕事中心で生きてきて、これからどう歩くかを自分のペースで考えたい人に刺さる一冊だと思います。

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