
アウトライナー思考法: 〜自分だけの思考ツールを手に入れよう〜 Kindleで学ぶ アウトライナー
小田やかた
累計読者数12
平均ハイライト数 9件/人
star総合評価 52/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 39%
この本について
考えごとが頭の中でずっと渋滞していて、どこから手をつければいいのか分からなくなることがよくあります。書き出して整理したい気持ちはあるのに、いざやろうとすると「これ消していいのか…」みたいな迷いに足が止まる。僕もずっと同じでした。 この本が面白いのは、そのモヤモヤに対して派手な解決策ではなく、「思考する場所をつくる」というごく現実的な入口から話が始まるところです。たとえば、消すのが怖いアイデアをいったん避難させるための「未使用」という場所を作るだけで手が動くようになる、といった小さな工夫。あるいは、何も浮かばないときはその“浮かばなさ”自体をアウトライナーに書いてしまう、という等身大のアプローチも印象的でした。こういう「考えるための下地」を整えてくれる本です。 もうひとつ、この本が助かるのは、思考のプロセスを無理にきれいにしようとしないところ。細かい材料を書き出し、まとめ、俯瞰し、また細部に戻る。その往復の中に自分の意見が育っていく、という視点は、読者の抜粋からも強く刺さっている部分だと思います。結局、思考とはジグソーパズルのようにピースを組み合わせる作業なんだ、と腑に落ちました。 頭の中だけで考えて疲れやすい人、決めごとが多いのにいつも判断に迷ってしまう人には特に合うと思います。派手さはなくても、日常の思考が静かにラクになる一冊でした。
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