
傷つく人、傷つける人 (ホーム社)
信田さよ子
集英社 / 2013-07-31
累計読者数4
平均ハイライト数 38件/人
推定読了時間 約4時間28分
star総合評価 80/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 86%
この本について
身近な人から受けた違和感や傷について、後からじわっと怒りが湧いてきたり、「あれは自分が悪かったのかもしれない」と罪悪感でふたをしてしまったり。こういう感覚って、頭では整理したいのに、うまく名前がつけられないまま残り続けることが多いと思います。僕自身、家族や職場のことで説明のつかないモヤモヤを抱えてきました。 この本は、そうした“名前のない感情”にそっと輪郭をつけてくれるような一冊でした。例えば、家族という場がいつの間にか「裁きの場」になり、力のある側が自覚なく相手を傷つけてしまう構造があること。あるいは、強い衝撃を受けた経験は、そのときには怒りも悲しみも感じられず、時間がたってからやっと言葉が追いつくという、人の心のリアルな動き。どれも、読みながら「そういうことだったのか」と静かに腑に落ちていきました。 大げさに問題を断ち切るというより、まずは自分の感覚を「なかったことにしない」ための足場をつくってくれる本です。力の差がある関係で何が起きやすいのか、なぜ自分を責めてしまうのか、どうして怒りが遅れてやってくるのか。そういう視点が入るだけで、少しだけ呼吸がしやすくなる感覚がありました。 身近な誰かの言動に説明のつかない苦しさを抱えてきた人に、静かに届くと思います。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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出版社による紹介
長年カウンセリングの現場で闘ってきた著者が、「傷つく」という言葉をテーマに、もっと健やかな人間関係の築き方を伝えます。
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