
仕事ができる人の最高の時間術
田路 カズヤ
明日香出版社 / 2019-12-02
この本について
仕事の予定は詰まっているのに、「自分は今、何に向かって動いているんだっけ」と急に立ち止まる瞬間がありませんか。タスクは片づいていくのに、気持ちはどこか置いてけぼりになるあの感じ。僕もよくあります。効率化のノウハウを足しても、そのモヤモヤだけはなかなか晴れないんですよね。 この本が刺さっている人の抜粋を見ていると、時間術というより「視点の立て直し」に反応しているように感じました。ビジョンやミッションを言語化する、寿命時間を計算する、人生時給を設定する。どれも派手ではないけれど、自分の時間を“外側の都合”から取り返すための土台になります。特に寿命時間の計算は、ちょっと怖い作業ですが、残り時間を数字で見ると、日々の判断基準が静かに変わっていくんですよね。あれもこれもやらなきゃと思っていたのに、「本当に今日やる必要ある?」と自然に立ち止まれるようになる。 もうひとつ印象的なのは、意図的に孤独の時間をつくるという話。忙しさの中ではつい後回しにしがちですが、誰にも呼ばれない時間を確保すると、自分の思考がちゃんと自分の声に戻っていく感覚があります。時間管理はテクニックよりも、こういう“心が回復する余白”のほうが効くことも多いなと読んでいて思いました。 タスクの効率化より、「自分の軸を取り戻す方法」を探している人に向く本です。今の働き方に少しでも違和感があるなら、時間の扱い方を見直すきっかけになるはずです。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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