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人間使い捨て国家 (角川新書)

人間使い捨て国家 (角川新書)

明石 順平

KADOKAWA / 2019-12-07

累計読者数3
平均ハイライト数 13件/人
推定読了時間 約4時間49分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

働いていて、「なんでこんなに疲弊してるんだろう」「自分だけが弱いのか」と思う瞬間ってありますよね。職場や社会の仕組みにうっすら違和感があっても、言語化できないまま日々を回してしまう。僕自身もずっとそうで、この本を読んでようやく、あの重さの正体が“個人の努力不足”ではなく、構造そのものにあると腹落ちしました。 たとえば、低賃金・長時間労働が当たり前になっている背景に、外国人労働者の使い捨て構造が組み込まれている話。技能実習生や特定技能がどうやって「安さ」を支えているのかを知ると、自分の労働環境の不可解な圧迫感が、もっと大きな仕組みとつながっていることが見えてきます。また、裁量労働制や業務委託化の「聞こえの良さ」の裏で、残業代が当然のように削られる現実を読むと、これまでの“なんとなくの疑問”が一気に整理される感覚がありました。さらに、コンビニやフランチャイズで起きているロイヤリティ構造の異常さは、消費者である自分も含めてどこが潤い、どこにしわ寄せが落ちているのかを具体的に掴めます。 この本は、怒りを煽るというより、自分の働き方や生活の「見えづらい前提」を一度フラットに捉え直すための材料がそろっています。仕組みがわかると、何を選ぶべきか、どこで踏ん張らなくていいのかが少しだけ見えるようになる。そんな読み心地でした。 特に「疲れている理由を自分のせいにしてしまいがちな人」に届く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

(目次) まえがき 第1章 悲惨な現状 ―世界はこんなに働いていない 第2章 穴だらけの法律 第3章 固定残業代 ―ただ名前を変えているだけのインチキ 第4章 コンビニ ―現代の小作農 第5章 外国人労働者 ―現代の奴隷労働 第6章 公務員 ―公営ブラック企業 第7章 自民党と財界 第8章 脱・人間使い捨て国家 あとがき
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