
言葉の力を高めると、夢はかなう
渡邊 康弘
この本について
最近、「言葉にしても現実なんて変わらないよな…」と思う瞬間が多くて、目標を書く気すら起きないことがあります。やりたいことはあるのに、ぼんやりしたまま流されていく感じ。そんなときに手に取ったのがこの本でした。いわゆる“前向きワードで人生逆転”みたいな話ではなくて、もっと地に足がついた「言葉の扱い方」の本でした。 たとえば、夢をただ願望として置いておくのではなく、「どんな場所で、どんな自分が、どんな感情でそこにいるのか」まで言葉に落とし込むと、行動の方向が勝手に整ってくる。抽象的な目標のままだと動けないけれど、シーンとして書くと、行動のハードルが一段低くなる感覚があります。また、ネガティブな想像が浮かぶのは当たり前として、その“もしXが起きたらYする”を先に決めておくやり方も実用的でした。自分の弱さ込みで前に進むための準備、という感じがして無理がないんです。 さらに、言葉・思考・感情・行動のズレがあると現実が動かないという話は、耳が痛いけど納得でした。たしかに口では「変わりたい」と言いながら、行動だけ今まで通りなら、そりゃ何も変わらないよなと。小さなシーンを一つ決めて書きだすだけでも、流れが少し変わりました。 自分の未来像をちゃんと描きたいけれど、スピリチュアルに寄りすぎるのは苦手…そんな人には特に刺さると思います。自分の言葉を整えることで、現実の動き方が変わる感覚をもう一度取り戻したいときに、静かに効いてくる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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