
専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術 予約の取れないスマート外来のメソッド
尾形 哲
KADOKAWA / 2022-04-21
この本について
なんとなく体が重い日が続いて、「食べすぎたわけじゃないのに、なんで数値だけ悪くなるんだろう…」とモヤっとすること、ありますよね。僕も健康診断のALTがじわっと上がったとき、原因がよく分からなくて放置しがちでした。脂肪肝ってお酒のせいと思い込みがちですが、実は“糖質の摂りすぎ”で静かに進んでいく…と知ったときは、ちょっと背筋が伸びました。 この本がおもしろいのは、ただ「糖質を控えよう」と抽象的に言うんじゃなくて、どのくらいの量なら現実的に続けられるのかを、生活のサイズ感に合わせて教えてくれるところなんです。例えば、1食40gの糖質という目安があると、ご飯を半膳にする理由が腑に落ちるし、うどんは半玉・パスタは乾麺35gという数字も、台所に立ったときにそのまま行動にできる。さらに「甘い飲み物は砂糖水」と言われると、なんとなく飲んでいたスポドリやジュースにも距離を置けるようになりました。こういう“現場でそのまま使える”感覚が、地味だけど効きます。 もう一つ刺さったのは、肝臓の脂肪の86%が“自分の体脂肪や糖質から作られる”という話。肉や油が悪者じゃないと知ると、むしろタンパク質をしっかり摂るほうが肝臓には優しいんだ、と視点がひっくり返ります。納豆や豆腐、ゆで卵を常備しておくといいというのも、すぐに暮らしへ落とし込めるアドバイスでした。 数字に振り回されず、「とりあえず今日の食事をどう整えるか」を知りたい人には刺さると思います。僕みたいに、何となくの不調を放置してきたタイプほど、読むと少し気が楽になります。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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