
現代思想2020年5月号 緊急特集=感染/パンデミック――新型コロナウイルスから考える
G・アガンベン、J‐L・ナンシー、S・ジジェク、飯島 渉、小泉 義之、奥野克巳
累計読者数3
平均ハイライト数 4.3件/人
star総合評価 33/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%
この本について
人と会うとき、どこか身構えてしまう感じがまだ抜けないなと思うことがあります。距離を取ることが正しいのか、単に慣れてしまっただけなのか、自分でもよくわからないまま日々が過ぎていく。そんなモヤモヤを抱える人にとって、この特集号は「当時のことを思い出させるだけの本」ではなく、いまの感覚を言語化するための足場になると思います。 ナンシーやアガンベンの文章は、自由の制限そのものよりも「人との距離が常態化していく怖さ」に触れています。読んだとき、自分が気づかないうちに“例外状態に慣れつつある”という指摘がやけに刺さりました。あのとき感じた緊張感が、まだ生活のどこかに残っている気がしていたからです。さらに、マスクの歴史の章では、単なる感染対策としてではなく、文化や社会の変化と結びついた「身につけ方の多様さ」が整理されていて、なぜ日本でここまで自然な存在になったのかを落ち着いて考え直せました。 個人的には、この本は不安を煽るためのものではなく、あの時期に生まれた感覚を“過剰でも軽視でもなく”扱うための整理道具に近いです。距離の感覚が変わった自分に少しでも引っかかりを感じている人には特に届くと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




