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バーテンダーの流儀 (集英社新書)

バーテンダーの流儀 (集英社新書)

城アラキ

集英社 / 2020-04-22

累計読者数5
平均ハイライト数 9.6件/人
推定読了時間 約2時間34分
star総合評価 50/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%

この本について

日常がルーティンで固まってきて、「新しい景色がほしいけど、何を変えたらいいのか分からない」と感じることがあります。行動したいのに、つい“正しさ”や“効率”で選びがちで、気づけば世界の見え方が狭くなっている。僕もそうでした。 『バーテンダーの流儀』を読んでまず刺さったのは、「変な理由で一軒を選ぶ」というあの一文でした。名前でも、看板の字体でもいい。むしろ変な理由のほうが、自分の日常から距離を取れる。その感覚が、仕事でも人間関係でも“小さな寄り道”を許すきっかけになりました。偶然に出会う余白を、自分で開けておく感じです。 もうひとつは「にもかかわらず笑う」という姿勢。店が微妙でも、気まずい空気でも、そのまま受け止めて笑ってしまう。理不尽や予想外に遭遇するたびに眉間にシワを寄せていた自分が、ふっと肩の力を抜けるようになりました。状況を変える前に、自分の構え方を変えるだけで世界の手触りが少し柔らかくなるのを実感しています。 そしてこの本が静かに効くのは、バーという場所を通じて、人と距離の取り方や“場”の本質まで考えさせられるところ。店は客のためだけにあるわけじゃないという視点は、職場でも家庭でも「相手の世界に勝手に踏み込みすぎてないか」を見直すヒントになりました。 日常にほんの少し別の風を入れたい人、自分の感覚を取り戻したい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ホテルのバーに「扉」がない理由は? 「最初の一杯」は何を頼むのがベストか? なぜバーで酔っ払ってはいけないのか? なぜバーで「あちらの女性に一杯」が迷惑なのか? ヒット作『バーテンダー』『ソムリエ』をはじめ、酒と酒にまつわる人間関係を描き続けてきた漫画原作者が送る、教養としての大人のバー入門。初心者から誰もがバーを愉しめるコツを、ユーモアを交え豊富なエピソードを通して伝授する。巻末の厳選バーリスト100は必見!
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