
バーテンダーの流儀 (集英社新書)
城アラキ
集英社 / 2020-04-22
この本について
日常がルーティンで固まってきて、「新しい景色がほしいけど、何を変えたらいいのか分からない」と感じることがあります。行動したいのに、つい“正しさ”や“効率”で選びがちで、気づけば世界の見え方が狭くなっている。僕もそうでした。 『バーテンダーの流儀』を読んでまず刺さったのは、「変な理由で一軒を選ぶ」というあの一文でした。名前でも、看板の字体でもいい。むしろ変な理由のほうが、自分の日常から距離を取れる。その感覚が、仕事でも人間関係でも“小さな寄り道”を許すきっかけになりました。偶然に出会う余白を、自分で開けておく感じです。 もうひとつは「にもかかわらず笑う」という姿勢。店が微妙でも、気まずい空気でも、そのまま受け止めて笑ってしまう。理不尽や予想外に遭遇するたびに眉間にシワを寄せていた自分が、ふっと肩の力を抜けるようになりました。状況を変える前に、自分の構え方を変えるだけで世界の手触りが少し柔らかくなるのを実感しています。 そしてこの本が静かに効くのは、バーという場所を通じて、人と距離の取り方や“場”の本質まで考えさせられるところ。店は客のためだけにあるわけじゃないという視点は、職場でも家庭でも「相手の世界に勝手に踏み込みすぎてないか」を見直すヒントになりました。 日常にほんの少し別の風を入れたい人、自分の感覚を取り戻したい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
まんがで変わる! 仕事は楽しいかね? (きこ書房)
デイル・ドーテン and 「仕事は楽しいかね?」研究会

世界を変える寄り道 ポケモンGO、ナイアンティックの知られざる物語
川島優志

人生の道しるべになる 座右の寓話 (ディスカヴァー携書)
戸田智弘

海外旅行は自分を変える最強の武器 外資系エグゼクティブの旅行術は時代を生き抜くヒントになる!
百慕大 翼

代わり映えのしない毎日を脱するための23の思考習慣: 【左脳系スピリチュアル文庫】ちょっとした思考の習慣を変えただけで35歳まで普通だった僕の人生が大きく変わった 1コインで学ぶ真理
金山 慶允
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要