
テレビ界「バカのクラスター」を一掃せよ
藤原かずえ
飛鳥新社 / 2020-07
累計読者数3
平均ハイライト数 24.3件/人
推定読了時間 約6時間42分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%
この本について
テレビの報道を見ていて、「なんでこんなに話が極端なんだろう」とか、「結局どこまで信じていいのかわからない」と感じることがけっこうあります。自分の判断軸を持ちたいのに、情報の方が大きい声で迫ってきて、モヤモヤだけが残るあの感じです。 この本は、そういうときに“情報をどう受け取ればいいか”の足場を作るのに役立ちました。著者が指摘しているのは、報道の内容そのものよりも、「どんな思考のクセが番組で起きやすいのか」という構造の部分です。例えば、最悪の想定だけを過度に強調してしまうゼロリスク思考や、権威ある肩書きの言葉が無批判に強い説得力をもってしまう場面。読者が保存していた抜粋も、まさにその“思考の偏り”に対する違和感に反応しているように見えました。 読みながら、自分の中にも似たような反応パターンがあることに気づかされます。数字を見るときに何を比べればいいのかとか、誰かの意見を聞くときに「その根拠はどこから来ているのか」を確認する癖とか、実生活でもすぐ使える視点が多いです。特に、複雑な状況で判断を迫られる仕事をしている人には、かなり実用的な内容です。 情報に振り回されがちな人よりも、「どこで立ち止まって考えればいいのかを知りたい人」に刺さる本だと思います。自分の頭で判断するための基準を作りたいとき、静かに効いてくる一冊でした。
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出版社による紹介
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