
地球温暖化でウソをつくメディアと政府のトリック、警察発表のトリックと、それをたれ流す新聞、テレビ
武田邦彦
この本について
気候変動や事件報道について、ニュースを見るたびに「どこまでが事実なんだろう」とモヤッとすることが増えました。専門家やメディアの言葉を信じたい気持ちと、なんとなく噛み合わない感覚。そのズレを放置したままだと、自分の判断軸がどこにあるのか分からなくなる瞬間があります。 この本は、そのモヤモヤを一気に晴らす…というより、「まず立ち止まって、自分で考えるための視点を持とう」という地に足のついたスタンスで書かれています。読者が保存していた部分に共通しているのは、著者が示す“情報の裏側を見る態度”です。例えば、地球温暖化の仕組みを語るときにも、著者は太陽活動や宇宙線など、一般の報道ではあまり触れられない前提を持ち出します。これを鵜呑みにする必要はありませんが、こういう「別角度の見方」があるだけで、情報の受け取り方が変わります。また、専門家が研究費や名誉と切り離せない現実に触れている部分は、どんな分野でも起きうる話として妙に腹落ちしました。 一番効いたのは、「真実を見抜く目は、日頃の姿勢でしか鍛えられない」という平凡だけど避けて通れない指摘です。メディアを疑えと言いたいわけではなく、自分の判断を丸投げしないための“筋トレ”みたいな感覚に近いです。 情報に振り回されやすい人より、「疑ってるつもりだけど軸が定まらない」と感じている人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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