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もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)

もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)

菊池 誠、松永 和紀、伊勢田 哲治、平川 秀幸、飯田 泰之、SYNODOS、SYNODOS

光文社 / 2011-09

累計読者数3
平均ハイライト数 34件/人
推定読了時間 約5時間5分
star総合評価 69/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%

この本について

とくに専門分野じゃない話題で、ニュースを見てもSNSを眺めても「結局どれを信じればいいのか…」と立ち止まってしまうことがあります。数字や専門用語よりも、まわりの空気のほうが強く感じられて、判断の軸が揺れるあの感じ。僕自身も震災や食品の話題になると、毎回うまく整理できずにいました。 この本が助けてくれたのは、正解を教えてくれるからではなく、「どんな視点で考えれば混乱しにくくなるのか」を地に足の着いた形で示してくれるところです。たとえば、研究者が“科学として答えられる質問”と“価値判断が不可避な質問”をどう区別しているのか。あるいは、リスクの大小だけでなく「そのリスクを誰がどう受けるのか」という視点を入れるだけで、議論の見え方が変わること。遺伝子組換えや放射線のように、数字だけ追っても腑に落ちない話題で効いてきます。また、デマが広がる典型的なパターンを知ることで、「モヤっとする情報に距離を置く」ための小さな防波堤も作れます。 専門知識がなくても読めますが、「説明のうまさ」よりも「問いの立て方」を重視したい人向きです。情報が多すぎる時代に、判断の軸を外に預けたくない、そんな人に静かに効いてくる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

科学とはなにか?科学と科学でないものの間は?科学不信はなぜ生まれるのか?科学を報じるメディアの問題とは?科学を上手に使うには?―学校が教えてくれない科学的な考え方を、稀代の論客たちが講義形式でわかりやすく解説。3・11以降の科学に対するモヤモヤがきれいになくなる一冊。

目次

科学と科学ではないもの 科学の拡大と科学哲学の使い道 報道はどのように科学をゆがめるのか 3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題 付録 放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち
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