
今、心配されている環境問題は、実は心配いらないという本当の話
武田邦彦
山と溪谷社 / 201807
累計読者数4
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star総合評価 39/100
start序盤集中型
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この本について
環境問題って、ニュースを見るたびに「本当はどこまで心配すべきなんだろう…」とモヤモヤすることがあります。専門家の意見もバラバラで、感覚だけで不安が積み上がっていく感じ。自分もずっとその渦の中にいました。 この本が面白いのは、「安心していい」と言い切るためではなく、一度立ち止まって状況を整理し直す視点をくれるところです。人口密度の話や二酸化炭素の扱い方のように、世の中で広く語られているテーマを、歴史や数字に戻して丁寧に見直してくれる。サンゴ礁やダイオキシンの事例も、ただ危険だ・安全だではなく、「実際、何がどう起きていたのか」を一段フラットに眺め直す材料として扱われているのが印象的でした。読みながら、環境の話って“恐れるかどうか”ではなく、“どう理解するか”が大事なんだと気づかされます。 個人的には、老後や人口減少のパートが意外と刺さりました。環境を語るうえで人の生き方まで含めて考える視点は、これまで自分には抜け落ちていたところで、「確かにこういう捉え方もあるよな」と肩の力が抜けました。 環境問題に敏感だけど、どこか情報の波に疲れてきた人に静かに届く本だと思います。
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