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環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ (PHPサイエンス・ワールド新書)

環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ (PHPサイエンス・ワールド新書)

養老孟司、岸由二

PHP研究所 / 2009-09-01

累計読者数9
平均ハイライト数 25.6件/人
推定読了時間 約2時間23分
star総合評価 68/100
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この本について

環境の話って、どうしても「専門家が語る遠い世界」みたいに感じてしまって、日常の判断とは切り離して考えがちですよね。自分の身の回りの変化を見ても、それがどこにつながっているのかよく分からず、モヤっとしたまま終わることも多いと思います。僕もそうだったのですが、この本を読むと、環境問題ってもっと生活に近い“因果の積み重ね”として見られるんだ、と少し肩の力が抜けました。 たとえば、アライグマがなぜそこに増えたのかを食べ物の流れから読み解いたり、湿地が後退していく理由を地形と水の関係から説明してくれる。こういう具体的な話が続くので、「環境=巨大で複雑なもの」という思い込みがほぐれていきます。そして行政の限界や、対立をつくらない市民活動の工夫など、人がどう動くと環境が守られるのかも丁寧に描かれていて、読む側の視点が自然と変わっていきます。 僕自身は、「物事を点ではなく流れで見る」という感覚が少しずつ身につく感じがありました。仕事の判断でも、単発の出来事に振り回されず、背景の積み重ねを探る癖がつく。そんな副作用もある本です。 地元の自然や都市の変化を見ながら「これって実際どうつながってるんだろう」とよく考えてしまう人には、とても刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

環境問題や「自然との共生」の本質をつかむために、地元の流域を歩いてまともな感覚を身につけよ。解剖学の賢人VS行動する生物学者。
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