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ドーパミン中毒(新潮新書)

ドーパミン中毒(新潮新書)

アンナ・レンブケ and 恩蔵絢子

累計読者数88
平均ハイライト数 18.8件/人
star総合評価 67/100
menu_book精読型
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この本について

最近、何かにつけて反応が早すぎる世界に慣れすぎて、落ち着かない感じがありませんか。知りたいことは秒で出てくるし、欲しいものも翌日には届く。その便利さ自体はありがたいのに、待てなくなっている自分に気づくと、ちょっと嫌になることがあります。人とのやりとりでも、思い通りにいかないとすぐイラっとしてしまう瞬間が増えたりして、あれ…もう少し丁寧に向き合えたはずなのに、と思ったり。 『ドーパミン中毒』は、そういう日常の小さなモヤモヤに説明をつけてくれる本でした。ドーパミン過多な環境にいると、じっくり考える力や待つ力が落ちていく。だからこそ、目の前の人への共感も削られ、短期的な快楽に寄ってしまう。でも、この本が面白いのは「だからやめろ」と言わないところです。むしろ、ちょっとした視点の置き換えで、人との距離感や自分の反応が変わるシーンを丁寧に見せてくれる。例えば、イラっとした瞬間に一呼吸置いて相手の物語を想像すること。それだけで、敵意がするっと消えるケースがある。現実的で、肩に力が入りすぎないやり方が多いんです。 もう一つ刺さったのは、「充分状態のマインドセット」という考え方。物が足りているかどうかとは別に、周りを信じられるかで心の余裕が決まってくるという話です。これは、SNSで他人の成功を見て焦る自分をどう扱うかにもつながっていて、読んでいてかなり腑に落ちました。 便利さに振り回されて疲れている人、自分の反応が最近ちょっと荒いなと思う人には特に刺さるはずです。今の社会でどうやってバランスを取り戻すかを、無理なく考えられる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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