
新版 小さいことにくよくよするな!
リチャード・カールソン、小沢 瑞穂
サンマーク出版 / 2024-01-12
この本について
気づけば、頭の中で小さなことが勝手にふくらんで、心までざわざわする日ってありますよね。企画が通らなかったときの落ち込みや、誰かの一言を必要以上に引きずってしまうときも、冷静になりたいのに反応が先に立ってしまう。僕もそういう日が続くと、「なんでこんなに疲れてるんだろう」とよく思っていました。 この本は、そんな“過剰反応してしまう自分”との距離を少しあけるための視点をくれる一冊です。いま起きていることを、いきなり判断したり戦おうとしたりする前に、一度だけ深呼吸して眺めてみる。その小さな間があるだけで、問題が「人生の一大事」ではなく「ちょっとしたこと」だったと気づける瞬間が増えるんですよね。また、足りないものを追いかけるクセから離れて、すでに持っているものに目を向ける練習もこの本にはたくさん載っています。大げさな努力ではなく、日常の中で1分だけ問いかけてみるだけで、意外と気持ちの焦りが落ち着いたりします。 さらに印象的なのは、人への態度と自分の幸福度がつねに並走しているという視点です。批判した直後に残る妙な後味や、相手を遮ったあとに生まれるぎこちなさに気づけるようになると、自分の反応をやわらげる余裕が少しずつ育っていきます。これは「正しい人になる訓練」ではなく、「気楽に生きるための癖を育てる」感じに近いです。 日常のモヤモヤに振り回されやすい人、そして“もっと穏やかにやり過ごすコツ”を探している人には、静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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