
世界500万人が実践する営業術
ブライアン・トレーシー
この本について
営業って、やればやるほど「自分のメンタルが結果を左右してる気がする…」みたいなモヤモヤが残りませんか。断られるのが怖くて足が止まったり、相手の反応にいちいち揺れたり、やるべきことは分かっているのに動ききれない。僕もずっとこの循環にハマっていました。 この本が効いたのは、テクニックより先に「自己概念」という土台の話をしてくれたところです。営業は七つのステップに分解できるけれど、どのステップでも“自分をどう捉えているか”が働き方と収入に直結する、という視点はシンプルだけど現実的でした。たとえば、拒絶を怖がるのは人として自然だけど、実際に断られているのは自分ではなく「提案内容」だけだと捉え直せると、次の一歩がほんの少しだけ軽くなる。あるいは、質問の仕方ひとつで相手のニーズが自然に浮かび上がるという話は、そのまま翌日の商談で使える実用さがありました。 もう一つ、個人的に救われたのは「ほかの誰かができているなら、自分にも再現可能だ」というラッセルの言葉が随所で支えとして使われているところです。突拍子もない目標はただの妄想で終わるけれど、少し先を歩く人の行動をなぞることなら現実に落とし込める。こういう、小さな現実的ステップへの誘導がこの本の良さだと思います。 営業に自信が持てないまま毎日を回している人や、「根性論じゃなくて、現実的に前に進む感覚がほしい」という人には特に刺さるはずです。自分の土台を掘り直す作業に、ちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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