
#ライブ配信の教科書
ゆうこす
日経BP / 2020-08-21
この本について
ライブ配信って、やればやるほど「自分のやり方これで合ってるんだっけ…?」みたいな不安がつきまといますよね。視聴者数や反応に揺さぶられたり、他の配信者を見て焦ったり。僕もその繰り返しでした。でも、この本を読んでみると、数字より前に考えるべき視点がいくつかあるんだと気づかされました。 特に刺さったのは、配信者が何を見ているかでファンとの距離が決まる、という話です。能の「師匠を見るのではなく、師匠の見ているほうを見る」という言葉が出てくるんですが、これがライブ配信にもそのまま当てはまるんですよね。自分の価値観や目線を共有できるかどうかが、外部の人を巻き込む時にも大事だし、視聴者が「この人と一緒にいたい」と思う理由になる。数字より前に、ここを整えればよかったんだな…と素直に思いました。 もうひとつは、コンテンツの役割を「情報・コミュニケーション・IP」と分けて考える視点。配信って全部まとめて“コンテンツ”と言いがちなんですけど、実際はどの役割を担うのかで構成もトーンも変わるんですよね。僕自身、反応が薄い日は「今日は何がしたかったんだっけ?」と迷うことが多かったけれど、この分類に当てはめるだけで目的がクリアになる実感があります。 あとは、地肩の話。100人規模のファンを喜ばせるところから、一段階上を目指すなら、人気とは別軸の「実力」が必要だという指摘です。これは甘く見ていた部分だったので、胸に刺さりました。ライブ配信は気軽に始められるけれど、続けていくならどこかで自分をプロデュースする覚悟が問われるんだなと。 配信の方向性に迷っている人や、「続けているのに手応えがない」と感じている人には特にしっくりくる本だと思います。僕と同じように、日々手探りでやっている人ほど、視界が開ける一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
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