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ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ~不便益という発想 しごとのわ

ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ~不便益という発想 しごとのわ

川上 浩司

累計読者数15
平均ハイライト数 13.1件/人
star総合評価 50/100
start序盤集中型
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この本について

便利に囲まれているはずなのに、なんとなく気持ちが置いていかれるような感覚が続くことがあります。仕事も生活も「効率よく回す」ことばかりが基準になって、やっているはずなのに達成感が薄い。自分が動いているというより、仕組みに運ばれているだけのような日もあって、ふと立ち止まりたくなることがあります。 この本は、そんなモヤモヤに対して「不便をとり入れる」という一見逆方向の処方箋をくれます。手間に価値がある、という話ではなく、手間を通して自分の感覚や主体性が戻ってくる場面を丁寧に拾ってくれます。味噌を自分で仕込むときの“ブラックボックスが少し手元に戻る感覚”とか、階段が楽しくなる仕掛けの話のように、「なるほど、確かにこういう面倒さは嬉しい」と思える例が具体的で、読みながら自分の生活の中にも思い当たる瞬間が出てきます。また、便利を追うほど判断力や注意力が弱くなる場面にも触れていて、ただの懐古ではなく、現代のシステムの裏側まで含めて考えさせられます。 便利の善し悪しではなく、「どの手間が自分にとって意味をもつのか」を見直したい人にはかなり刺さる本です。自分のリズムを取り戻すヒントが欲しいとき、静かに効いてくる一冊だと思います。

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