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感性思考 デザインスクールで学ぶMBAより論理思考より大切なスキル

感性思考 デザインスクールで学ぶMBAより論理思考より大切なスキル

佐々木 康裕

SBクリエイティブ / 2020-04-17

累計読者数5
平均ハイライト数 29.4件/人
推定読了時間 約3時間24分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
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この本について

仕事で企画を出すたびに、「なんでこんなに説明ばかり増えていくんだろう」と思うことがあります。資料を厚くするほど安心するのに、会議ではなぜか手応えがない。ブレストも形だけで終わってしまう。数字もロジックも必要なのは分かるのに、肝心なところで前に進まない。このあたりのモヤモヤは、僕自身ずっと抱えてきたものです。 『感性思考』を読んで腑に落ちたのは、そもそも相手の「聞くモード」がズレていると、どれだけ論理を積んでも届かないという視点でした。PMSのプロジェクトの話のように、上司モードではなく、父親や生活者としてのモードに切り替わった瞬間に話が動き出す。僕らが「伝わらない」と感じている場面って、案外ここが原因なんだと思います。そしてこの本は、そのモードを切り替えるために、体験や情緒をどう設計するかを具体的に教えてくれます。 もう一つ印象に残ったのは、誰でも拾えるデータだけで考えてしまうと、結局ありきたりな結論に寄ってしまうという指摘です。自分で掘り起こす“受動データ”の重要性は、現場でヒントが見つからないと悩んでいた僕にはかなり効きました。机上のロジックでは見えなかった光景が、ひとつ実感として掴める感じがあります。 「正解が出せているはずなのに、仕事が動かない」と感じている人には特に刺さる本です。ロジックを否定するわけではなく、その先にもう一枚レイヤーが必要なんだと教えてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

デザインスクールのプログラムへようこそ 米国・デザインスクールのプログラムへようこそ Airbnb共同創業者ブライアン・チェスキーとジョー・ゲビア。 いま、世界で活躍するビジネスエリートたちはなぜ、次々と革新を起こせるのか? その秘密は、アート的な感覚とビジネスを同時に学べる「デザインスクールのプログラム」にあった! このプログラムを受けることで、同プログラム卒業生たちは、自分自身の中に「ビジネスとデザインの最適ミックス」を創り出し、それを武器にMBA(経営学修士)では実現できない、世界を動かす強烈なインパクトを生み出している。 本書では、いま世界のビジネスエリートが殺到する米国デザイン系大学院の1年間のプログラムのエッセンスを紹介しつつ、変化が激しく問題の見えづらいVUCA時代に、彼らがなぜ活躍できるのかを解き明かしていく。 ポイントは、いわゆる「センス」は不要であるという点。 上記のビジネスエリートたちのような強烈なアウトプットを生み出す力が、同プログラムでは実践的な「方法論」として身に付けられるのだ。 では、その強烈なアウトプットを生む思考法は、従来のビジネススクールで学ぶような論理思考とどのように違うのか。それが本書のタイトルにもなっている「感性」を大切にする思考法『感性思考』である。 また、本書はデザイナー出身ではなく、ビジネス出身の著者が実際に同プログラムに飛び込んだ際のとまどいや失敗を元に解説されているため、これまでデザインとはまったく縁のなかったビジネスパーソンでもできると思える一冊になっている。
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