
ハーバードの美意識を磨く授業―――AIにはつくりえない「価値」を生み出すには (三笠書房 電子書籍)
ポーリーン・ブラウン and 山口 周
累計読者数7
平均ハイライト数 12.6件/人
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
仕事で「正しさは出せるのに、なんだか評価に結びつかないな…」とか、「結局、自分の視点って何なんだろう」とモヤモヤすることが増えていませんか。僕も同じで、情報を集めてロジックを組むほど、逆に自分の感覚が弱っていくような不安がありました。そんな時に読んだのがこの本でした。 この本が面白いのは、「優秀さの定義が変わっている」という前提を丁寧に言語化してくれるところです。正解を出す力は過剰供給され、価値になるのは“新しい問題を見つける側の感性”だという指摘は、実務に落とす時の視点をガラッと変えてくれます。また「美意識」を特別な才能とせず、感覚から湧いた違和感を拾い、言葉にするプロセスとして描いてくれるので、現場でどう動けばいいかが具体的に想像しやすいんですよね。例えば、プロダクトの機能ではなく「どんな経験として届くのか」を見にいく癖づけや、当たり前に流されず「本来はこうあるべきでは?」と立ち止まる姿勢など、実際の行動レベルでの変化に繋がります。 ロジックは使いこなしているつもりなのに、どこか差別化できていない気がする人や、企画の“芯”をどう作ればいいか迷っている人には、刺さる部分が多いと思います。僕自身、読み終えてから、判断するときに一度「これは美しいか?」と自分に問い返す習慣がつきました。こういう視点がほしかったんだよな、と思える一冊でした。
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