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コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法

コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法

山田壮夫

株式会社朝日新聞出版 / 2016-03-07

累計読者数14
平均ハイライト数 17.8件/人
推定読了時間 約2時間23分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%

この本について

企画を考えるとき、自分でも驚くほど「正解探し」みたいな思考に寄ってしまうことがあります。データを並べて、ターゲット像を整えて、それっぽい理由づけをしながら、でもどこか腑に落ちない。数字の裏にいるはずの“ひと”の顔が全然見えてこない感じです。僕もよくこの袋小路にハマります。 この本の抜粋を読んで保存した人は、おそらく「結局モノを動かすのは“人の気配”なんだよな」という感覚に刺さったんじゃないかと思います。ターゲットは年齢や性別で割り切れなくて、優しくて意地悪で理知的でおバカで、状況次第で揺れる存在。その複雑さに向き合うには、脳みそだけじゃなく、自分の“目”や“手”、つまり身体で感じたことをちゃんと使う必要がある。ここがまず大きな転換点でした。 さらに、この本が面白いのは「ビジョン→課題→コンセプト→具体策」という構造を、理論としてではなく“実務でどう使うか”の目線で語っているところです。例えば、常識に合わせて戦ってもトップには勝てないから、サーチライトを当て直すように市場の前提をずらす。そのずらし方がコンセプトになり、そこから具体的な表現や商品づくりが自然と決まっていく。机上の空論ではなく、現場で試行錯誤した人の言葉だと感じます。 「データも大事だけど、それだけで人は動かないよね」と薄々気づいている人に特に刺さるはずです。数字と直感のどちらかを捨てるのではなく、両方を行き来しながら“ひとの気持ちが動くポイント”をつかんでいく。企画や商品づくりに関わる人なら、一度は読んでおく価値があると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

電通の現役クリエーティブ・ディレクターが明かす、実践的クリエーティブ思考法。やるべきことを照らし出す「コンセプト」があれば、新商品開発もブランド構築も自由自在。正しいコンセプトを見つけ、イノベーションを実現する方法を解説する。
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