
実戦マーケティング思考
佐藤義典
日本能率協会マネジメントセンター / 2009-03-21
この本について
仕事で「お客様目線で考えよう」と言われても、実際は抽象的なまま止まってしまうことが多くないでしょうか。ターゲット像を作ってみても、どう行動が変わるのかよくわからず、結局いつもの延長で企画してしまう…僕もずっとその繰り返しでした。 『実戦マーケティング思考』が面白いのは、このモヤモヤを“論理”だけでも“感覚”だけでもなく、行ったり来たりしながらほぐしていくところです。読み進めていくと、「利用場面を動画で思い浮かべる」「お客様の言葉でつぶやかせる」といった作業が、ただのワークではなく、自分の思考のクセをほぐすプロセスなんだと腑に落ちてきます。さらに、TPOで分解したり、バリューチェーンで漏れをチェックしたりと、抽象と具体の往復にちゃんと“足場”をつくってくれるので、発想がふわっと消えずに行動レベルまで落ちていきます。 特に刺さったのは、「切り口のうまさ」は論理だけでは決められない、という部分。分解の精度はセンスも絡むけれど、そのセンスすら具体化作業を繰り返すことで磨かれていく。これが妙にリアルで、実務の現場で迷子になりがちな僕にはかなり救いでした。自分の“録画ライブラリー”を溜めていくという発想も、地味だけど長く効くタイプの学びだと思います。 細かいテクニック本というより、「お客様をどうやって本気で思い描くか」を一度ちゃんと立て直したい人に向いています。僕と同じく、マーケティングの型を学んでも現場で使い切れていない感覚がある人は、かなり手触りのある一冊になるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要

![グロービスMBA集中講義 [実況]マーケティング教室](https://m.media-amazon.com/images/I/81PB5-Zc9UL._SY500.jpg)







