
新人OL、つぶれかけの会社をまかされる
佐藤義典
この本について
仕事で「お客さんが、本当に何を求めているのかわからない」とか、「強みを作れって言われても、どこから手をつければいいんだ…」みたいなモヤモヤが続く時期ってありますよね。私も企画が空回りしていた頃、まさにここでつまずいていました。商品を良くすれば売れると思い込んでいたけれど、実際にはお客さんの使う場面や、抱えているビフォーの悩みを全然見ていなかったんです。 『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』は、その勘違いをほどいてくれる本でした。特に刺さったのは、「価値は使い方に現れる」という視点です。お客さんがどんな時間・場所・状況で使うのかを丁寧に見ていくと、こちらが売りたいものではなく、向こうが本当に買っているものが見えてくる。さらに、ターゲットを“属性”ではなく“価値でくくる”というやり方も、現場に戻したときにめちゃくちゃ腹落ちしました。誰にでも当てはまる商品をつくろうとしていた自分が恥ずかしくなるくらい、具体的に思考を絞れるようになります。 そしてもう一つ、競合の見方が変わります。誰と比べて強みが成立するのかを考えるだけで、「うちの強みって実はここだったのか」と気づける。無理に尖ろうとするんじゃなく、一貫性を持って戦える場所を選ぶ感覚が身につきます。 自分の企画やサービスの“価値の輪郭”がぼやけているなと感じている人には、特に刺さると思います。悩んだまま手を動かすより、一度この本の流れで整理すると、現実の仕事が少し扱いやすくなります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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