
今すぐできる! ファシリテーション 効果的なミーティングとプロジェクトを目指して (PHPビジネス新書)
堀公俊
この本について
会議の場がぐるぐる空回りして、「結局なにを決めたかったんだっけ…?」と帰り道でぼんやりすること、けっこうありますよね。立場の違う人が集まるほど原因と結果が絡まり、論点も散らばって、どこから手をつければいいのか分からなくなる。自分も仕事で何度も経験していて、進行役を任されるたびに胃が重くなっていました。 堀公俊さんのこの本は、そんな混沌をほぐす“具体的な手がかり”が多いところが助かりました。たとえば、まずは筋道を明らかにして意味を分かち合うステップを踏むこと。意見を出すより前に、どこに分水嶺があるのかを一緒に見つけるだけで、議論が急に前に進むことがあります。また、会議の冒頭でゴールを全員とすり合わせる重要性や、プロセスそのものをメンバーに共有して納得感をつくっていく姿勢は、自分の実務でも即使えました。問いの角度を変えるだけで意見が出やすくなる話も、現場での失敗を思い出して刺さりました。 この本は、会議そのものを「どううまくコントロールするか」ではなく、「どうすれば場が動きやすくなるか」を一緒に考えてくれる感覚があって、肩に力が入りにくいのもいいところです。特に、結論よりも進め方への納得が大事だという視点は、関係者が多いプロジェクトに関わる人ほど響くと思います。 会議でのモヤモヤをどう扱えばいいか迷っている人、そして“まとめ役”を任されると不安になる人にしっくりくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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