ヨムナビ
家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

稲垣えみ子

マガジンハウス / 2023-05-25

累計読者数13
平均ハイライト数 12.1件/人
推定読了時間 約2時間40分
star総合評価 59/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 45%

この本について

最近、家の中が片付いているはずなのに気分が晴れないとか、便利なものを揃えているのに忙しさばかり増える…そんな感覚を抱える人、多いと思います。自分でも理由がうまく言葉にできないまま、「なんでこんなに疲れるんだろう」と立ち止まる瞬間があるんですよね。 この本は、そのモヤモヤの正体を“家事そのもの”に結びつけてくれる一冊です。といっても「もっと家事を頑張ろう!」という話ではなく、むしろ逆で、便利さやモノに寄りかかるほど自分の感覚や力を失っていく、そのプロセスを著者が等身大で語ってくれます。買い物こそ現代最大の家事だと気づく場面や、一汁一菜にしたことで献立に悩まなくなり時間が増えたという話は、読みながら「あ、そこがしんどさの源だったのか」と腑に落ちるところが多いはずです。 何より刺さるのは、「家事とは自分で自分の機嫌を取ること」という視点でした。誰に評価されなくても、自分の暮らしを自分で整えられることが、老いようが状況が変わろうが“無力にならない”ための土台になる。その感覚を思い出させてくれます。大げさな理想論ではなく、手ぬぐい一枚や物を手放す瞬間の戸惑いなど、生活の手触りごと描かれているので身近に感じられるのも救いでした。 「便利に囲まれているのに満足できない」「暮らしが自分を追い立ててくる感じがする」そんな人に静かに響く本です。読んだあと、家事という言葉の重さが少し変わります。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

稲垣えみ子の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自分の面倒を自分でみる これがほんとうの お金に頼らない生き方 今の私の目標は、最後まで幸せに生きること、 すなわち死ぬまで家事をやり続ける、自分で自分の面倒をみて生きていくことだ。 そのためには身の丈にあった暮らしをすればいい。 歳をとり体が動かなくなったら、食べるものも、着る物も、住まいも、持ち物も、どんどん小さくしていくだけ。 そう考えたら安心だ。 だって増やすことは難しくとも、減らすことなら誰だって実現可能だから。 デフレ・インフレ・不況災害・老後もなんのその 一人一家事の提案。それで全員が確実に救われる! 人生100年時代のまさかの出口戦略 ………… 目次 はじめに 家事なんてなくなればいい? 1 私が手にしたラク家事生活 私のラク家事メモ①手ぬぐい一本あれば 2 あなたの家事がラクにならない本当の理由 ・その1 「便利」をやめる 私のラク家事メモ②「洗わない」という究極の選択 ・その2 人生の可能性を広げない 私のラク家事メモ③いきなり一汁一菜はムリな方へのアドバイス ・その3 家事の分担をやめましょう 私のラク家事メモ④ゼロから料理を始めるあなたへのアドバイス 3 家事こそは最大の投資である理由 私のラク家事メモ⑤生ゴミ堆肥で「一石五鳥」を体感する 4 老後と家事の深い関係 5 老後を救う「ラク家事」 私のラク家事メモ⑥私の「お手伝いさん」たち 6 モノの整理が天王山 7 実録・人はどこまでモノを減らせるか その1 怒涛のイメージ作り編 私のラク家事メモ⑦マジで錆びついていた五感 8 実録・人はどこまでものを減らせるか その2 怒涛の実践編 ・洗面所まわり編 ・洋服編 ・台所編 私のラク家事メモ⑧結局最後は宅配弁当? 9 死ぬまで家事 おわりに 総理、家事してますか?(ラク家事えみ子、政治経済を語る)
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要