
思考の技法 (ちくま学芸文庫)
グレアム・ウォーラス、松本剛史
筑摩書房 / 20200513
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
star総合評価 35/100
boltライト読書型
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この本について
仕事で行き詰まったときって、「どこがズレてるのか自分でもうまく言えないまま、ずっと同じところをぐるぐるしている」みたいな感覚がありますよね。正しいか間違っているかを急いで決めようとして、逆に何も前に進まないあの感じ、僕もよくあります。 この本が面白いのは、混乱しているときほど“どこが事実で、どこが思い込みなのか”を丁寧に分けていく姿勢を教えてくれるところです。抜粋にもあるように、二つの前提が矛盾しているなら、どちらかが違うはずで、そこを突き止めるまで粘る。その地味な作業が思考をひらくんだと語られていて、焦って答えだけほしがる自分には刺さりました。また、『アイデアのつくり方』とつながる部分も多く、行き詰まりを“才能不足”ではなく“手順の問題”として扱えるのが救いになります。 自分の考えがどこで絡まっているのかを落ち着いてたぐり寄せたい人に向いている本です。派手さはないですが、仕事でも生活でも「モヤモヤの正体を自分でつかみにいく力」を、少しずつ取り戻させてくれる一冊でした。
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出版社による紹介
知的創造を四段階に分け、危機の時代を打破する真の思考のあり方を究明する。『アイデアのつくり方』の源となった先駆的名著、本邦初訳。解説 平石耕
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