ヨムナビ
天声人語 2020年1月-6月

天声人語 2020年1月-6月

朝日新聞論説委員室

株式会社朝日新聞出版 / 2020-09-07

累計読者数6
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約2時間59分
star総合評価 41/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

最近、ちょっとした気持ちを言葉にできずに飲み込んでしまうことが増えたな…と思うことはありませんか。面と向かって言うのは照れるし、SNSで書くには浅く見えそうでためらう。そんな“行き場のない気持ち”を抱えたまま、日々だけが進んでいく感じ、僕もよくあります。 『天声人語 2020年1-6月』を読んでいて刺さったのは、まさにその「言葉の居場所」をめぐる人々の姿でした。バレンタインの手紙企画で、母にぶっきらぼうな息子がようやく「ありがとう」を伝えていたり、闘病中の夫婦が不器用な文字で互いを思いやっていたり、5歳の子どもが“ちょっとだけだっこしてね”と書く。そのどれもが、うまく言えない気持ちを、紙という遠回りな手段に託している。読んでいると、自分にも同じように言えずに抱えてきた言葉があることを思い出します。 そしてもう一つ、SNSの誹謗中傷に触れた一節も強く残りました。画面に向かう自分の指が、誰かを追い詰めてしまわないか。これは仕事で発信する時だけでなく、日常のちょっとしたコメントにも当てはまる話で、読みながら背筋が伸びました。距離を保つことが求められたあの時期の記述も、今読むと、自分の人との向き合い方を静かに振り返らせてくれます。 誰かに言いたいのに言えない気持ちが、心のどこかにたまっている人に向いています。文章そのものより、人の心の“奥”に触れたい人には特にしっくりくる一冊だと思います。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

朝日新聞伝統のコラム、前期6カ月分を全収録。主な出来事や人名索引付き。手元での愛読、受験・就活の参考書に。新型コロナ感染拡大、黒人暴行死で全米でデモ、河合議員夫妻逮捕。野村克也さん、志村けんさん、岡江久美子さん逝去……。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要