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あなたのための短歌集

あなたのための短歌集

木下龍也

累計読者数6
平均ハイライト数 10件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 54/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 39%

この本について

仕事や人間関係でちょっとした行き違いが続いたり、夜になると急にさみしさが押し寄せたり、理由は説明できないのに胸の奥がざわつく日ってありますよね。自分でも扱い方がわからない感情ほど、言葉にできないまま溜まっていくものだな、とよく思います。 この本を読んでいて感じたのは、「気持ちを整理する」のではなく、「そのままの形で置いておく場所をつくってくれる」ことでした。例えば、絶望を無理に追い払わず「しばらく抱いてやればふと弱みを見せる」と言い切る短歌や、悩みを厄介者扱いせず「ついにお手を覚えた」と見つめる視点は、こちらの力みをすっと緩めてくれます。感情を変えようとするんじゃなくて、いまの自分を少しだけ許せるようになる、その温度感がちょうどいいんです。 もうひとつ、この本の面白さは「たったひとりに向けて書く」という作者の姿勢が、そのまま読み手にも届いてくるところです。本来は依頼者との一対一でつくられた短歌なのに、不思議と自分のことを言われているように感じる瞬間が何度もある。言葉って、広く届かなくても深く届くときがあるんだなと気づかされました。 誰かに弱音を吐けないまま日々をこなしている人や、「がんばらなきゃ」と思うほど苦しくなってしまう人には、とくに静かに刺さるはずです。読んだ翌日、少しだけ呼吸がしやすくなるような本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「お題」を受けて作歌する短歌の個人販売プロジェクトが一冊に。これまで作歌した700首の中から「100題100首」を収録
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

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