
ぼくの旅のあと先 (角川文庫)
椎名 誠
KADOKAWA / 2020-12-24
累計読者数4
平均ハイライト数 18.5件/人
推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 60/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 57%
この本について
仕事でも私生活でも、知らない世界に触れる余裕がなくなってくると、自分の感覚がどんどん固まっていく気がします。慣れた環境の“当たり前”が、本当に当たり前なのかよくわからなくなるような、あのモヤっとした感じです。 椎名誠の『ぼくの旅のあと先』を読んでいると、その感覚が少しだけほぐれます。読者が保存している抜粋を見ると、雑菌まみれのビールも、信じられない葬送の習慣も、圧倒的な混沌のインドの雑踏も、ただの異文化紹介じゃなくて、「自分の感覚や価値観って案外ちっぽけだな」と思わせてくれる“揺さぶり”として刺さっているのだと思います。 この本が効くのは、旅に行きたい人よりも、むしろ日常の景色が固定されてしまっている人です。例えば、ビールの話だけでも「味って、環境でこんなに変わるのか」と気づくし、各地の死生観に触れると、自分が無意識に抱えている“こうあるべき”の形がほどけていきます。正しい答えを押しつけてこないぶん、こちらの思考が勝手に動き出す感じがあります。 自分の軸をつくりたいのに、毎日同じ景色のなかで視点が詰まっている人にとって、ちょうどいい風通しになる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
世界中のまずいビールからはじまり、かつて社員旅行で訪れた名湯・伊香保温泉での珍騒動、メコンにシベリアにアリューシャン、南の島の妄想を含んだ回想記など全15編を収録。世界を飛び回って出会ったヒト・モノ・コトが軽快な筆致により躍動する、著者の旅エッセイの本領。旅の軌跡を振り返る一編一編に笑いと哀愁、そしてこれからも旅に生きる覚悟が込められている。読めば探検・行動意欲が湧き上がること必須の1冊。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





