
おもしろ雑学 世界地図のすごい読み方―――地形・気候・国境・宗教・領土争い…仰天ネタが満載 (知的生きかた文庫)
ライフサイエンス
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この本について
地図って昔から眺めるのは好きなのに、いざ世界情勢のニュースになると「なんでそうなるの…?」と置いていかれる感じがありました。国境の形ひとつ取っても歴史や宗教が絡んでいて、背景を知らないと表面だけをなぞることになる。そのモヤモヤをどうにかしたくて読んだのがこの本でした。 読んでいて驚いたのは、地図上の“違和感ポイント”がそのまま物語になっていることです。例えば、南アフリカの中にポツンとあるレソトやエスワティニを「湖かと思った」と感じるあの感覚が、実は歴史の積み重ねの結果だと知ると、地図を見る目が少し変わります。あるいは、チャドとルーマニアの国旗が“ほぼ同じ”という細かい話から、国がどう自分のアイデンティティを作っていくかが見えてくる。さらには、アトスやサバ州のように、同じ国の中でもまるで別世界のような場所があると知ると、「国って何だろう?」という素朴な問いがじわじわ湧いてきます。 知識を増やすというより、地図の裏にある人間くささに気づける本です。世界が急に複雑に見える時期にこそ、こういう“遠回りの理解”が効いてきます。ニュースを見るたびに地図アプリを開いてしまう人、あのモヤモヤが少し楽になると思います。
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