
みんなで仲良く「デザイン思考」結果を出すなら「A❤︎アート思考」: ブルーピリオドと少年ジャンプから始めるアート思考
大坪五郎
累計読者数3
平均ハイライト数 13.7件/人
star総合評価 48/100
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この本について
仕事でも創作でも、「考えているのに形にならない」ときってありますよね。自分の意見があるようで、いざ言語化しようとすると曖昧だったり、気づけば合理っぽい説明だけが残っていたり。会議の場で「これでいいんじゃない?」と無意識に妥協してしまう瞬間も、正直僕はまだよくあります。 この本は、そういう“自分でもよく分からない停滞感”に対して、いきなり解決策を押しつける感じではなく、まず「ほんとうかな?」と自分に問うところから一緒に始めてくれます。たとえば、つまらない作品に出会ったら「私ならどうする?」と妄想してみること。あるいは、絵の模写でも文章でも、作者の意図をたどりながら観察すること。こういう小さな積み重ねが、気づかないうちに“目が肥える”ことにつながり、自分の意見を持つ土台になっていくんだと腑に落ちました。 もうひとつ効いたのは、感情に飲まれず「私はいま憂鬱を感じている」と気づく距離感の話。ものづくりでも仕事でも、焦りや自己評価に振り回されると「作った自分」を守ることに必死になってしまうけれど、本書ではそこを丁寧にほぐしてくれます。自分の“好き・嫌い”を外の作品を通して掘り下げていく流れも、無理なく実践できました。 データや正しさより、「自分は何を主張したいのか」を見つけたい人に刺さる本です。今の自分が凡庸かも…と薄々感じているときほど、静かに効いてきます。
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