ヨムナビ
コーチングの教科書決定版

コーチングの教科書決定版

菅原秀幸

日本能率協会マネジメントセンター / 2022-02-18

累計読者数4
平均ハイライト数 12.5件/人
推定読了時間 約7時間29分
star総合評価 53/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%

この本について

人の話を聴いているつもりなのに、途中で意見したくなったり、相手の悩みに巻き込まれて一緒にぐるぐるしてしまったり。仕事でもプライベートでも、コミュニケーションの場面でこういうもどかしさに出くわすこと、けっこうあります。相手を助けたい気持ちがあるのに、結局うまく関われなかったな…と帰り道で落ち込む日、僕も何度もありました。 この本が役に立ったのは、「どう聴くか」「どう承認するか」「どう質問するか」が、きれいごとではなく具体的に書かれていたことです。特に、事実と解釈を聴き分けるという部分は、自分の会話のクセを自覚するきっかけになりました。相手が語っているのが“事実”なのか“その人の見方”なのかを区別できるだけで、無駄な介入が減り、相手の思考が整理されていく感覚があります。また、承認の仕方も「褒める」ではなく、行動や変化という事実をそのまま扱うという姿勢が腑に落ちました。評価を挟まないだけで、相手は意外なほど安心するんですよね。 そして何より、質問の力を丁寧に扱っているのがこの本の強みだと思います。未来を描かせる質問、感情に気づく質問、行動を促す質問……場面ごとにどう使い分けるかが具体的で、そのまま明日から試せるレベルです。誰かと向き合う時だけでなく、自分の思考を整理したい時にも使えるところが嬉しいポイントでした。 「うまく関わりたいのに、つい“自分の正解”を押し付けてしまう」という人にはとくに刺さる一冊です。自分を責めずに関わり方を変えるヒントがほしい人に、そっと置いておきたい本でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書「はじめに」より抜粋 良いコーチングとは、次のように、正しい答えが見つからない、曖昧な状況に身を預けることを認識していて、受け止め、必要に応じて適切な判断を下すことを意味します。 ・ 人に対する好奇心を持ちながら、その好奇心が自分に向かっているのか、クライアントに眼差しを向けているのか常に見極める。 ・ 人の心を理解する優れた直感力を、時には適宜調整しながら相手と向き合う。 ・ 場合によっては、アドバイスを行いたくても控え、その一方でここぞというときにアドバイスする判断力がある。 ・ コーチは自分を押し付けないと同時に、クライアントに最大の意識を向けて、その人のための真の存在でいる。 ・ 人に興味を持ちながら、自分が好かれたいという欲求を自制する。なぜなら軸をぶらさず、妥協せずに相手に向き合わなくてはならないから。 ・ コーチングは真剣なやり取りだが、コーチング・ルームからは、時には騒々しいほどの笑い声も聞こえる。 本書では、コーチング・テクニックについて解説していきますが、最高のコーチングとは実はテクニックを超越するものです。それは、シームレスな対話ともいえるほどに自然体です。この状況を本のなかで理解するには、実例を示すのが最善だと思い、本書にもいくつかケーススタディを紹介しています。 【目次】 第1章 コーチングとは何か 第2章 信頼関係を築くための基本と実践 第3章 コーチとクライアントとの関係性 第4章 脳科学とコーチング 第5章 コーチングにおける言葉の重要性 第6章 課題の共有 第7章 目標設定 第8章 行動変容の支援 第9章 支援とチャレンジ 第10章 情報提供とアドバイス 第11章 涙、トラウマ、そして心理療法 第12章 より良いセッションにするアイデア 第13章 プロコーチが知っておくべきこと 第14章 テクニックを超える
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要