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インパクト評価と社会イノベーション―SDGs時代における社会的事業の成果をどう可視化するか―

インパクト評価と社会イノベーション―SDGs時代における社会的事業の成果をどう可視化するか―

関 正雄、塚本 一郎

累計読者数4
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star総合評価 29/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%

この本について

社会課題の仕事をしていると、「やっていることは良いはずなのに、本当に効果が出ているのかは説明しきれない」という場面が何度もあります。数字に落としたい気持ちと、そもそも何を測るべきか分からない不安が同時にやってくる、あのモヤモヤです。SROIの値が100を超えた事例を見て、逆に「これ信じていいの?」と立ち止まった経験がある人も多いと思います。 この本が助けになるのは、SROIの成功例を礼賛するのではなく、その限界をはっきり示してくれるところです。特に、反事実をどう扱うか、便益の過大推計や二重計上をどう避けるか、といった“評価の根っこ”の話が丁寧に書かれています。抜粋されている部分のように、英国の予防医療事業の評価を取り上げつつ「数字が高い=良い」ではなく、どこまでが本当にプログラム由来の変化なのかを見極める視点が繰り返し強調されていて、読みながら自分の仕事の曖昧な部分が浮き上がってきます。 さらに、SIB導入が広がるなかで、自治体や省庁が実際にどんな評価をしているのか、その温度感も具体的に描かれているので、「理論だけ知っていても現場で使えない」という悩みが少し減ります。評価のための評価ではなく、事業の改善につながる“現実的な測り方”を探したい人に向いている本です。

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