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経済的価値と社会的価値を同時実現する 共通価値の戦略 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文

経済的価値と社会的価値を同時実現する 共通価値の戦略 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文

マイケル・E・ポーター and DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部

ダイヤモンド社 / 2014-12-10

累計読者数5
平均ハイライト数 8.4件/人
推定読了時間 約52分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事で「社会課題に向き合え」と言われても、どこまで事業として踏み込んでいいのか分からないまま時間だけが過ぎていくことってありませんか。良いことをしたい気持ちはあるのに、経済合理性とどうつなげればいいのか、具体的な道筋が見えにくい。僕自身ずっとそのあたりがモヤモヤしていて、この本を読んだときにようやく輪郭がつかめた感覚がありました。 特に刺さったのは、「社会のニーズから市場を定義し直す」という視点です。抽象的に「社会に良いことを」と考えるんじゃなくて、自社の製品やバリューチェーンのどこに社会的な改善ポイントが潜んでいるのかを丁寧に見直す。その延長に経済的価値が自然とついてくる、という考え方は、従来のCSRや寄付的な発想とはまったく違います。また、クラスターや地域との関係性を戦略の一部として扱うという話も、現場での判断にすぐ効く内容でした。環境整備や教育支援のような一見遠回りに見える取り組みが、長期の競争力に直結する理由がちゃんと言語化されています。 一言でいえば、「社会価値と経済価値をどうやって同じ土俵で扱えばいいのか」が腑に落ちる本です。綺麗ごとではなく、競争戦略の文脈で語っているので、実務に落とし込みやすい。短期利益のプレッシャーに疲れている人や、事業と社会貢献の線引きに迷っている人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「共通価値」(shared values)という概念は、 経済的価値を創出しながら、 社会的ニーズに対応することで 社会的価値も創出するというアプローチであり、 成長の次なる推進力となるだろう。 GE、IBM、グーグル、インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、 ネスレ、ユニリーバ、ウォルマートなどは、 すでに共通価値の創造に取り組んでいるが、 まだ端緒についたばかりである。 共通価値がもたらすチャンスを見極める方法は、 「製品と市場を見直す」「バリューチェーンの生産性を再定義する」 「事業を営む地域に産業クラスターを開発する」の3つである。 これまでの資本主義の考え方は、 「企業の利益と公共の利益はトレード・オフである」 「低コストを追求することが利益の最大化につながる」 といったものであり、依然支配的である。 しかし、もはや正しいとはいえず、 また賢明とは言いがたい。 共通価値の創造に取り組むことで、 新しい資本主義が生まれてくる。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2011年6月号)』に 掲載された論文を電子書籍化したものです。 【『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2015年1月号/2014年12月10日発売)』の特集は「CSV経営」です。併せてご購読ください。】
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