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激変する世界の変化を読み解く 教養としての地理

激変する世界の変化を読み解く 教養としての地理

山岡 信幸

PHP研究所 / 2021-06-17

累計読者数12
平均ハイライト数 9.8件/人
推定読了時間 約5時間
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

国際ニュースを見ながら、「宗教の対立とか歴史とか、結局どれが本質なんだろう…」とモヤッとすることがよくあります。自分も同じで、表面の説明だけでは腑に落ちず、仕事で海外の話題を扱う時にいつも迷っていました。 この本がよかったのは、ひとつの出来事を“地理”というレンズで見直すと、背景がゆっくりつながっていくところです。例えば、湾岸諸国の対立も「宗派」で単純化せず、人口構成や産業構造、労働力の流れまで踏まえて読むことで、ニュースの温度がガラッと変わります。ドバイに自国民が30万人しかいないのに都市があれほど成長した理由を、移民の年齢や働く場所まで描き切ることで、数字が急に立体的になる感じがあります。また、とうもろこしやバイオエタノールの話のように、一見地味な“モノの流れ”が、実は各国の経済政策や産業の進化にどう結びついているかが、日常の感覚とリンクしてくるのも面白いところです。 地図や歴史の知識がないと読めない本ではなく、「国ごとの判断の裏に、どんな地理的な事情があるのか」を静かに示してくれる一冊でした。ニュースが点でしか見えない人、世界の流れを“自分の頭で考えたい人”には特にしっくりくると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

過去数十年の間に、テクノロジー、貿易、人口など様々な面で変化が起きた。地理的思考で世界を概観すると、過去の出来事が現代につながり、未来をかたちづくっていくことが理解できるだろう。本書では、予備校界における地理の第一人者が、教養として大人が身につけておくべき最新の情報を、多くの図解と写真を用いて解説する。内容例を挙げると、◎世の中が変われば、地図も変わる ◎アンカレジのうどんと温暖化による北極海航路 ◎脱石油を模索する湾岸諸国 ◎OPECとOAPEC〜なぜ原油価格は乱高下するのか? ◎ザンビアの銅と中国〜なぜタンザニアと中国は結びついたのか? ◎日本人の「おかず」と食料自給率のからくり ◎貿易収支が赤字でも経常収支が黒字の理由 ◎日本は米国債を買い続け、米国人一人に40万円投資しているのと同じ ◎日本の次世代産業を支える品目は? 等々2022年には、高校地理が必修化。いま、注目される「地理」をわかりやすく講義。 【PHP研究所】
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