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モテないけど生きてます 苦悩する男たちの当事者研究

モテないけど生きてます 苦悩する男たちの当事者研究

ぼくらの非モテ研究会

青弓社 / 2020-09-28

累計読者数3
平均ハイライト数 5.7件/人
推定読了時間 約4時間7分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 48%

この本について

恋愛でも仕事でも、人との距離感がうまくつかめなくて、ひとりで勝手に落ち込んだり、自分だけ取り残されているような気分になることってありませんか。比べなくていいと頭ではわかっていても、気づけば「あるべき男性像」みたいな基準に自分を当てはめて疲れてしまう。そういう時に、他の誰かの経験を覗けたら少し呼吸が楽になるのに……と感じることが僕はあります。 『モテないけど生きてます』は、まさにその「呼吸の仕方」を取り戻す本でした。モテや恋愛の話に見えて、実際には「自分の気持ちを言葉にできないまま抱え込んでしまう癖」とどう向き合うかが描かれています。例えば、妄想が膨らみすぎて距離感が狂っていく「妄想便秘」を笑い合える場があること。比較癖や自己否定の背景にある、男性同士の力学に気づくこと。そして、誰かに語ることで、自分の中では深刻だった悩みが少しずつ輪郭を変えていくこと。どれも「そういえば自分もやってる」とドキッとしつつ、どこかほぐれていく感覚がありました。 この本は、恋愛がうまくいかない人だけじゃなく、「自分の悩みは他の人には理解されない」と感じている人に刺さると思います。誰かと一緒に悩むという行為そのものに、こんなにも力があるのかと静かに教えてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「ぼくらの非モテ研究会」は男性の生きづらさを語り合う場としての当事者研究グループである。非モテ研では、幅広い分野で注目されている当事者研究の手法を応用し、これまであまり語られてこなかった男性たちの「痛み・悲しみ」だけでなく、「非モテ」の現状を打開しようとする、切実さのなかにもユーモアあふれる研究成果を蓄積している。 「女神」「ポジティブ妄想」「自爆型告白」などの観点からは、単純な「非モテ=恋人がいない」という考え方では捉えきれない、親からの影響、学生時代の経験、社会からの疎外感・孤独感など、多様な物語が浮かび上がる。 研究会を主宰する男性学研究者を中心に、ジェンダーやフェミニズムの概況を踏まえながら、「非モテ」をキーワードに立ち上がる男性たちの語りに寄り添い、ともに研究してきた成果をまとめる。 非モテ研メンバーたちの当事者研究も豊富に盛り込み、既存の男性学では「語れない/語らない」とされている男性たちの切実な語りから多様でよりよい生き方を探る、新しい時代の男性学を切り開く一冊。
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