
「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
熊代亨
イースト・プレス / 2018-02-15
累計読者数11
平均ハイライト数 14.3件/人
推定読了時間 約2時間31分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
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この本について
最近、「自分の成長ばかり追いかけているけど、そろそろ年齢的に“若者のまま”ではいられないのかも…」みたいなモヤモヤを聞くことが増えました。周りを見れば、同世代でも後輩を育てていたり家族を持っていたりして、妙に“ちゃんと大人をやっている人”がいる。そんな姿に焦る一方で、自分はまだ変化の途上にいたい気持ちもある。その揺れって、多くの人が抱えているものだと思います。 この本は、その揺れを「どちらが正しいか」ではなく、「いまの自分はどの地点にいて、どんな選び方ができるのか」という視点で整理してくれます。たとえば、若い時期は自分の成長に集中していいという話は、焦って役割を背負おうとする気持ちを少しだけ落ち着かせてくれますし、逆に、異なる世代と関わることを自分から求めないと経験できなくなるという指摘は、将来につながる行動のヒントにもなります。そして、「世話をする側になると、自分の時間を削っても不思議と満たされる」というくだりは、“大人になる”ことのリアルな輪郭をそっと示してくれます。 自分の変化に夢中でいたい気持ちと、外側に開かれた存在になっていくことへの不安が同時にある人には、とても静かに効く本です。今の自分の立ち位置がわかれば、急に背伸びをする必要も、逆に逃げる必要もなくなる。そんな読み味に近い一冊でした。
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出版社による紹介
立派な「大人」になれた実感はありますか? リアリティと現実のギャップに戸惑う人びとへ、新たな指針を示す人生論。 人生の選択肢が多様に広がったからこそ、生き方が定まりにくいこの現代。 それでも月日は流れ、いやおうなく私たちは年老いていきます。 「成熟のロールモデル」が見えなくなった現代において、 「若者」の立場を卒業し、「大人」を実践するとはどういうことか? 異なる世代との接し方、恋愛・結婚観、趣味との付き合い方。 充実した人生を送るためのヒント。
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