
ミニマリスト式超自炊術: 質素な食事で愉快にくらす
なにおれ
この本について
平日の夕方になると、「今日は何を作ればいいんだっけ」「作り置きしようとして挫折したまま…」みたいな小さなストレスが積もっていくことってありませんか。自炊を続けたい気持ちはあるのに、気力も時間もそこまで残っていない。僕もずっとその往復で、結局スーパーの惣菜に逃げたりしていました。 この本を読んで楽になったのは、自炊のために“立派な仕組み”を作らなくていいんだと分かったことです。たとえば、週末に大量の作り置きを頑張るのではなく、食べる流れの中で2〜3食分だけ作って翌日に回すくらいで十分だという視点。あるいは、調味料は7つだけに絞ってしまい、「野菜×電子レンジ×調味料ひとまわし」でほぼ何でも成立するという割り切り。料理の工夫というよりは、迷う要素をそぎ落とすことで日々の負担が減る感じがありました。 個人的に一番刺さったのは、食事そのものを“難易度の高いイベント”にしないやり方です。ほうれん草は濡れたままラップで包んでレンジへ、肉じゃがも全部を耐熱容器に入れてチンするだけ、ツナをちくわに詰めればそのまま白飯が進む。こういう「これだけでいいのか」という手軽さが、食卓を続けるハードルを下げてくれます。外出のときにお弁当と水筒を持っていくという話も、質素だけど満足感がある暮らし方として妙にリアルでした。 料理が好きというより、「ちゃんと食べたいけど、もう少し肩の力を抜きたい」という人に刺さる一冊だと思います。自炊のハードルを下げたいとき、こういう本がそっと道を開けてくれる気がします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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