
一生モノの「自信」が手に入る本
佐藤 幸雄
KADOKAWA / 2023-04-03
この本について
自信って、気合いでなんとかなると思っていても、仕事で小さなミスをしただけで一気に揺らいだり、朝は前向きでも夜になると「やっぱり自分は大したことない」と落ち込んだりしますよね。僕もずっとこの波に振り回されてきました。でも、この本を読んでみると、自信って“気持ち”よりも“習慣”の積み重ねに近いんだなと腹落ちしました。 たとえば、著者がくり返し書いている「最後のワンセンテンスしか覚えられない」という潜在意識の話。これは怪しい魔法じゃなくて、日々の思考がじわじわ自分の行動を変えていくという、ごく地に足のついた話でした。実際に、落ち込みやすい夜こそ「今日はこれだけはできた」と一言だけ締めくくるようにしたら、翌朝の気持ちがけっこう違うんですよね。また、「性相近し、習い相遠し」の話も、才能を探す前に“繰り返せる仕組み”を作ったほうが早いという視点をくれます。自信って、生まれつきじゃなくて、環境と積み重ねで作れるんだと素直に思えました。 「イメージできるものしか実現しない」というくだりも、この本にあると妙に納得できるんです。いい未来を強制的に思い込むというより、頭の中で描けるレベルまで行動をほぐしていく感じに近い。僕みたいに、自分を鼓舞するのが苦手なタイプでも、無理なく入り込める内容でした。 自分を責める癖が強い人や、気持ちの波にふり回されやすい人には特に刺さると思います。自信を“盛る”んじゃなく、“育てる”感覚を知りたいときに、そっとそばに置いておける一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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