
独習アセンブラ 新版
大崎 博之
翔泳社 / 2021-09-08
この本について
プログラムを書いていて、「CPUの中で何が起きてるのか、結局ふわっとしか分からないまま進んでる気がする」と感じることがありました。特に、レジスタとかスタックとかエンディアンみたいな言葉は知っているのに、実際にどう使われていて、どんな関係で動いているのかがつかめないまま手を動かしてしまう。そんな状態にずっとモヤモヤしていました。 この本は、そこを細かく分解してくれるところがありがたかったです。例えば、スタックポインタやプログラムカウンタが「ただの概念」ではなく、CPUが1命令ずつ進むときにどう変わるのかが、実際の動きとして理解できるようになる。レジスタに値を読み書きするだけの単純な処理が、どう積み重なってプログラムになるのかも腑に落ちていきます。さらに、ビッグエンディアンとリトルエンディアンが通信やアーキテクチャごとにどう扱われているのか、といった“現場で遭遇する理由”まで書かれていて、単なる知識の暗記にならないのもよかったです。 抽象的な「低レイヤーを知ろう」ではなく、「Cのこの変数は実際にはこのレジスタに載って、こう動く」という地続きの理解がほしい人には刺さると思います。CPUの仕組みを知ることでコードの見え方が変わる、そんな一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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