
改訂4版 メンタルヘルス・マネジメント®検定試験II種(ラインケアコース)重要ポイント&問題集
見波利幸 and 大濱弥太郎
累計読者数3
平均ハイライト数 6件/人
star総合評価 42/100
boltライト読書型
この本について
仕事で誰かの不調に気づいても、どこまで踏み込んでいいのか分からないまま時間だけが過ぎていくことってありませんか。相手の負担を減らしたい気持ちはあっても、自分の声かけや判断が正しいのか不安になる。休養をどう支えるか、ストレスのサインをどう見立てるか、職場の仕組みとして何が必要なのか…全部がふわっとしたまま積み上がっていく感覚、僕もよくあります。 この本は、そういう「現場の迷い」に手触りを与えてくれるタイプの一冊です。例えば、休養の妨げになる“罪悪感”や“居場所がなくなる不安”といった、本人の内側にある抵抗を取り除く視点は、日々の声かけにすぐ使える感覚でした。また、メールでのやり取りだと相手が感情に正直になりやすい、という話も地味に刺さりました。思い返すと、トゲのある文章が届いた背景には、相手が「対面より主観が前に出やすい状態だった」という可能性があるわけで、こちらの受け取り方も変わります。 さらに、仕事の要求度と資源のバランスを見るモデルや、ストレスチェック制度の成り立ちなど、制度面の理解が入ることで「個人だけに頑張らせない」視点が持てるのもよかったです。結局、職場の支援は一発逆転ではなく、構造とコミュニケーションの積み上げなんだと再確認させられました。 特に、部下や同僚の様子を気にかけつつも「専門家ではない自分に何ができるのか」に悩んでいる人には、実務で使える安心材料になると思います。
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