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ぼくは今日も定時で帰る。――仕事に疲れたあなたを癒す44の物語

ぼくは今日も定時で帰る。――仕事に疲れたあなたを癒す44の物語

まひろ

累計読者数4
平均ハイライト数 24件/人
star総合評価 63/100
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この本について

仕事は嫌いじゃないのに、気づいたら毎日ぐったりしている。残業が続くと「自分が弱いだけなのかな」とか、「ここで踏ん張らないと評価が落ちるかも」とか、妙な責任感で身動きがとれなくなることがあります。周りに相談しても解決しないまま、気持ちだけがすり減っていく感じ、けっこうあると思います。 この本は、そんなモヤモヤを真正面から励ますというより、「いまのしんどさって、こういう構造なんだよ」とそっと教えてくれるタイプの一冊でした。読者が保存している言葉を見ると、みんなが刺さっているのは“無自覚な縛り”や“働くことの前提”に気づかせてくれる部分なんだと思います。たとえば、残業が当たり前になると抜け出せないことや、環境に慣れると異常でも気づけなくなること。自分を追い込みすぎているときほど余裕を持つ必要があること。こういう視点を軽く差し込んでくれるので、読み終わったあとに「ちょっと立ち止まっていいか」と思えるようになります。 物語形式なので重たさはなく、でも言葉は妙に刺さります。完璧にやろうとして苦しくなるとき、戦いやすい場所に移るという選択肢を思い出せたり、誰かの常識をそのまま背負わなくてもいいと気づけたりする。大げさに人生を変える本ではなく、視界のノイズを少し取ってくれる感じの本です。 いまの働き方に「このままで大丈夫なのかな」と静かに疲れている人には、かなりじんわり効くと思います。

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