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1984 (角川文庫)

1984 (角川文庫)

ジョージ・オーウェル and 田内 志文

宝島社 / 2020-10-12

累計読者数38
平均ハイライト数 9.6件/人
推定読了時間 約3時間53分
star総合評価 56/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

最近、何を信じていいのか分からなくなる瞬間が増えました。自分の疑念に合う情報だけを拾って安心したり、逆に「大きな真実を見つけた気」になってしまったり。そんな揺れを自覚していても、どう距離を取ればいいのかは意外と誰も教えてくれません。 『1984』を読み返すと、そのモヤモヤに輪郭が出てきます。情報の裏を取る前に「やっぱり」と思ってしまう確証バイアスの怖さ。言葉を奪われると、考える自由そのものが弱っていく構造。そして、自分の記憶すら曖昧になったとき、人はどんな「物語」にすがりつくのか。小説なのに、現在進行形の問題をそのまま突きつけてくるところが、この本の現実的な効き方だと思います。 特に、極端な思想に引っ張られてしまう仕組みや、「正しさ」を判断する基準が消えていく感覚に心当たりがある人には刺さるはずです。状況を断言しないまま、でも確実に視点をひっくり返してくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 支配層が都合のよい形で人々に「何が当たり前か」を刷り込み、疑問に感じる力を奪いながら、感情を「型にはめていく」様を描いた小説『1984年』。コロナ禍を経て、今一度、権力と個人のあり方について考える状況にあるといえます。今回のコロナの感染源・中国のITによる超監視社会は、『1984年』の世界を彷彿とさせます。本書は5Gによる覇権争い、全体主義とは何か、AI対人間といったテーマを山形氏が解説、まんがで『1984年』のあらすじを紹介。政府と個人、公益と私益、民主主義、人間らしさ、本当の意味での自己実現などについて批判的かつ創造的に生きるあり方を考える一冊。
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