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一九八四年

一九八四年

ジョージ・オーウェル and 新庄哲夫

河出書房新社 / 2019-12-24

累計読者数15
平均ハイライト数 10.7件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 58/100
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この本について

仕事でも日常でも、自分の考えていることが本当に自分のものなのか分からなくなる時があります。周りの空気に合わせすぎて、気付いたら本心が奥に押し込まれているような感覚。理解されたい気持ちと、言葉にできない不安が同居しているあの感じです。 『一九八四年』を読むと、そのモヤモヤが少し輪郭を持ちます。たとえば「理解されることを求める」という一文に、無理して愛されようとするよりも、自分の感覚を保つことの方がずっと大事なんじゃないかと気付かされました。また、言葉が狭められると思想も痩せていくという描写は、SNSでも職場でも、使う言葉が固定化されるほど考え方まで平板になる現実とつながります。さらに、記憶や過去が「管理できるもの」として扱われる怖さは、情報に振り回される自分を思い出して、どこまでが自分の判断なのか立ち止まるきっかけになります。 大げさに聞こえるかもしれませんが、この本は社会の話というより、自分の思考をどう守るかの話として読むと腑に落ちます。何かを決めつけてくるわけではなく、自分の中にある感覚を少しだけ揺らしてくれる感じです。 自分の「正気」をどう保つかに迷っている人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今読むべき2篇の名作を奇跡のマンガ化――世界で愛される村上春樹の恋愛短篇「螢」と、G・オーウェルが超管理社会到来を予言したディストピア長篇「一九八四年」!解説・柴田元幸
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