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知の教室 教養は最強の武器である (文春文庫)

知の教室 教養は最強の武器である (文春文庫)

佐藤 優

文藝春秋 / 2015-08-10

累計読者数12
平均ハイライト数 13件/人
推定読了時間 約6時間56分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近、ニュースを見てもSNSを眺めても、「結局どこまで信じていいのか」とか「みんな同じ方向を向いている空気がちょっと怖い」と感じることが増えました。自分の判断軸を持ちたいのに、情報が多すぎて逆に視界がぼやけていくあの感じ、けっこうしんどいですよね。 『知の教室』は、そういうモヤモヤに対して、派手な答えをくれるわけではないけれど、視界を一段クリアにしてくれる本です。たとえば、新しいファシズムは自分をファシズムと呼ばない、という指摘。読みながら「いま自分が安心して寄りかかっている価値観って本当に大丈夫か」と立ち止まるきっかけになりました。また、敵味方を単純に分けて思考停止する危うさや、他者の愚かさを許容する自由主義の根っこの話が、現代の人間関係にもそのままつながってくるのが面白いところです。 さらに、著者の読書術やノート術も実践的で、知識をどう扱うかという現実的な視点が貫かれています。線を引いて三回読むとか、一冊に全てまとめるなど、やってみると「確かに頭が整理されるな」と感じるはずです。思想の話と日常の工夫が地続きになっているのも、この本の良さだと思います。 社会の空気に違和感がある人、あるいは「自分の考え方の土台をもう一度作り直したい」と思っている人には、かなり刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

社会で生き抜くために最も有効な武器である「教養」とは何か。特捜事件での逮捕・勾留・裁判を経験し、いま言論界で大活躍する著者が、この武器を読者と共有したいという思いで、これまでに発表した論考、座談会、外交官時代の論文などを厳選して一冊にまとめた。著者の実践的思考法のすべてがわかる10のインテリジェンス講座。
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